シンガポールの歴史シンガポールの歴史ブキティマ高地 1942年2月8日、山下司令官率いる日本軍はマレー半島からシンガポールに進行、攻撃を開始。華僑義勇軍は粘り強い防戦を行い全滅した。 イギリス軍はブキティマ高地まで後退し、決死の反撃を行う。飛び火した戦闘により両軍および民間人の犠牲者が激増。 2月10日から2日間の激戦の末、日本軍は高地を攻め落とした。同月15日、イギリス軍は降伏。シンガポールは日本軍の占領下に入る。 上記の1週間で、日本軍だけで1700人以上の死傷者が出たと言う激戦。華僑義勇軍と英軍を合わせれば、相当の人数がこの高地で命を落としたのだろう。 …と、いう血なまぐさい歴史を背負った高地(といってもたったの163mの高度だが)が、ウチの裏にある。 今日もさっき行って歩いてきた。(ドア出て2分) 現在は自然保護区として指定され、4つのウォーキングトレイルがある。週末ともなれば、家族連れや仲間たちがこぞってウォーキングに来る。森の匂いを胸一杯吸い込もうとすると、人の汗の匂いとかするから侮れない。 正直、ここに家を決めた時、「もしかしたら出るかも…(英霊が)」とちょっと期待..いえ、心配したのだが、もう全然ヘルシー健全小鳥ちゅんちゅんなネイチャーパーク。(いいんですけどね) 始めのころは「もしかしたら出るかもツアー」と称してあらゆるルートを歩きまくっていたのだが、もう全然太陽がまぶしいおサルがキャッキャ(以下略) 別に私は妙な趣味や霊感があるわけでは全くないのですが、シンガポールではスピリチュアルな(意味違う?)ものを感じることが少ないので、ちょっと期待したんですねどねー。 ここで霊とか出たら、「ああやっぱりここも人の住むところだったのか…」と。 霊は出ませんが、サル、リス、鳥各種(とんびとかかわせみもいた)ジャコウネコとかもいるそうです。 今日登った時に、結構いい場所を見つけました。海の方まで見えるみはらしのいい場所です。 毎日毎日文句たらたらだけど、歩いて10分のところにこんな場所があるんじゃ文句言ったら罰が当たるよなあ。と思いました。 でも言うけど。 で、当たるけど。(罰が) 週末になると健康のためにウォーキングにやってくる、シンガポーリアン、日本人、イギリス人。 義勇軍も日本兵もイギリス兵も、やすらかに平和を見守ってもらいたいものです。 (2004年7月25日) ----------- ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|